ロマンチストで悪いか

いろんなものを観たい。いろんな人の観ているものを見たい。

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4月4~5日久々の作品展示『オレゾンビ?』に会えますよ!

おひさしぶり~の!
このところ制作の方に力を入れているので作品展示をしていなかったのですが、昨年からレギュラーメンバーとして関わらせて頂いているクリエイターズシェアハウスTOLABLにて、館内の壁に絵を描かせてもらいました。 これもまた久しぶりにちょっと大きめの絵を描いたので楽しかった。 で、その壁画のお披露目と合わせて1Fのイベントスペースで参加作家たちによる作品展示も行うことになり、そこにオレゾンビを連れて行くことになったのです!

2014年渋谷ハロウィンでの路上デビューからはや5ヶ月近く経ったんですねぇ。 その後改修を経てVer.1.1に進化したオレゾンビですが、今回特殊な変化を予定しています。 それは…オートマタ化!! オートマタってわかります? 平たく言えばからくり人形。 つまり今回の展示ではオレゾンビがマリオネットではなくオートマタとして展示される予定!!!! 制作過程はいつもどおりInstagramにて更新中です。

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オレゾンビオートマタに会えるのはこちらのイベントTOLABLジャングル絵巻 九単(ここのひとえ)のスクロール壁画展 僕は両日とも会場に居るので是非遊びに来てくださいね!!
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『ゲツメン』何日目の月がお好みですか?

皆さんご存知のように、地球から見た月は地球と月と太陽の位置関係によって満ち欠けが起こり、毎日違う顔を見せてくれます。 月を手に入れるための装置『ゲツメン』の08~10番は欠けた月。 2色の樹脂を使い月の満ち欠けを再現しています。

あなたはどの月がお好みですか?

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『ゲツメン』2015年のブルームーンは7月31日

月を手に入れるための装置『ゲツメン』という名のブローチ作品、全13個中の05~07番は青い満月、ブルームーンです。

ブルームーンとは、Wikipediaによるとさまざまな定義があるみたいなんだけど一般的には1ヶ月に2回の満月が巡ってくることを指すことが多い。 2015年にはそのブルームーンが7月31日に現れます。 大気中の塵の影響で本当に青っぽく見えることもあるそうなので、ワクワクしながら夏を待とう。 もちろん、この青い月のブローチを身につけて。

そうそう、今僕はウサギのブローチのディスプレイベースになるオブジェを作っているんだけど、この青い月のブローチ07番は丸窓ディスプレイベースのレンズ部に傷が付いているのでウサギのブローチがオマケについてますよ!

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hiderinoの新しいストアはなぜ “ブローチ屋” なのか

ウェブストアをリニューアルする際、販売するものを今までの各種雑貨からブローチをメインにした1点もの作品に変更しました。 なぜブローチ?ということについて説明していなかったのでそのことについて書いてみようと思う。

まず、僕が最初に始めたウェブストアはflowerman(検索すると同名のショップがヒットしますが、無関係です)というブランド名で、2002年にデザインTシャツと雑貨のショップを始めたんだけど、ある時同名のショップが有ることを知り、事業所を移転したタイミングでブランド名をgrass green closetと変更。 同じくデザインTシャツと服飾雑貨を販売していました。 このブランド名義での活動は2012年に終了、以後はhiderino名義での活動になりました。 それまでは作品制作資金を得るための商売としてTシャツや雑貨などを制作販売していたんだけど、商売をやっているとどうしてもそれにかける時間ばかりが増えてしまって肝心の作品制作がままならなくなったことと、作品と商品という住み分けをすることって必要なのかなと疑問に思い始めていたから。

少し前置きが長くなってしまったのでここで一旦話題を変えて、ブローチとはどんなものかを調べてみよう。 Wikipediaによると

※以下Wikipediaから抜粋

  • 衣服に装着するようにつくされた、宝飾装身具である。
  • 単に装飾のために用いられることもあれば、外套などを留める留め具の機能のために用いられることもある。
  • 最も初期のブローチは、青銅器時代にすでに存在したことがわかっている。その流行の移り変わりがかなり激しかったので、ブローチは年代を知る重要な指標となり得る。
  • フィビュラ(ブローチ以前の古代の装身具)は大きな安全ピンのような形をしており、衣類を留めてずりおちないようにするために使われた。様々な種類があり、民族衣装がローマ風に統一されるまでは、着用する者の民族性や身分など、そのアイデンティティを示す非常に重要なアイテムであった。


と、こんな説明。 つまり宝飾装身具なんだけど、フィビュラの説明を読むと「アイデンティティを示す非常に重要なアイテム」という表現があって、バッジ(記章)としての機能も持っていたのかな。 ブローチとバッジ(ピンバッジ含む)の違いは基本的には宝飾装身具と記章という分け方なんだけど、現代においては一般にバッジといえば弁護士のつけている金バッジなどの記章としての機能を持つものを思い浮かべる一方で缶バッジを思い浮かべることも多く、まぁ僕がブローチ屋として扱うものの中には缶バッジやピンバッジも含めていいかなと思ってる。

さて、本題に戻る。2002年からTシャツのデザインをしていて僕がそこに見出すようになった意味は【Tシャツは気分を覆う皮膚】だということ。 下着を除いて肌に一番近い衣類で素肌に着ることも多いTシャツは、身体の線も出やすいし、色や柄でその人の個性をより強く印象付ける。 その日その時の気分を覆うもう一枚の皮膚のようなものだと考えていました。 つまり、気分によって纏う皮膚を変えることで少し変身するようなイメージ。

そんなTシャツをデザインしていた頃から今のブローチに変わる間にはTシャツ以外の雑貨類を思いついては作って販売するという時期がありました。 スマートフォンケースやスキンシール、ハンドメイドの小物やハンドパペット、樹脂や木を彫刻して作った装身具などなど。 自分が習得してきた技術や思いついたアイディアをとりとめなく形にしていくことはそれなりに楽しかったんだけど、大きなテーマやビジョンが無かったのでお客さんには散漫な印象になっただろうと思います。 今振り返ってみれば完全なる迷走。 こうなるとお客さんも離れていくし、売上が落ちれば自分自身の創作意欲もどんどん減衰していく。 あぁ、これは失敗したなと気付いてもなかなか全部ひっくり返してしまうことができず、小手先の改善を図ろうといろいろ考えてみるんだけどやっぱりうまくいくわけない。 それで一旦全部を止めて、今までに作ったものも全部頭から無くして空っぽの状態で1からやるとしたら僕の手から何を生み出すことができるんだろうと突き詰めてみることにしたのです。

そうして僕が見出したビジョンは【ブローチは非日常への扉を開く鍵】になるということ。 ブローチ単体じゃなく、ブローチを主役にして物語や世界観が一緒になった“作品”として考えることで、その非日常の世界や物語と自分をリンクさせて日常を変えることができるんじゃないか。 そんなふうに考えたのです。 ブローチに物語や世界観が込められていることで、身につけたらその日の服装がちょっと日常からはみ出るような、そんなイメージ。

ブローチが非日常への扉を開くと気がついた時から僕の目の前の世界は変わりました。 まず一旦頭から追い出した過去に制作したモノたちの中にストーリーを語りだすモノが出てきたんです。 一番最初に語りかけてきたのが先日発売したゲツメン LUNAR SURFACEの素材となった月の指輪。 過去に作ったモノたちにも既に物語や想いが込められてたんです。 一つ一つ時間と手間をかけてモノを生み出すんだから、当然そこには何らかの思いや世界観が存在していたのに、全体を紡ぐためのテーマやビジョンが用意されていなかったために物語は語られること無く埋もれていたわけ。

こうして【非日常への扉を開く鍵】を手にした僕は、これからいくつもの物語や世界観をブローチ作品という形で皆さんに届けることになります。 そもそも人は誰しもが自分の人生における主人公なんだけど、意識が日常に埋もれてしまうとその自覚を失ってしまうことがある。 非日常の世界との接点を身につけることで日常がもっとワクワクするものに変わったら楽しい! そんな形で誰かのイマジネーションを刺激する鍵になったらいいなぁ。
とても長くなってしまったのに最後まで読んでいただきありがとうございます!!

hiderinoのブローチ作品は完成した順にウェブストアに追加されていきます。 ビビッと来るものに出会ったら是非お手元に置いてやってください!
>> store.hiderino.jp

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『ゲツメン』黄色い満月に思いを馳せる

月を手に入れるためのブローチ作品『ゲツメン』の、01~04番は黄色い満月。

100130-001 満月の夜、昇り始めて地表に近い位置に月が出るとき、大きくて黄色い月を見ると、なんだか夢の中にいるような不思議な非現実感に囚われることがある。月の表面の地形までがはっきり見えて、月を見つめている自分のことを月もまた見つめ返しているような錯覚が自分を現実から引き剥がそうとするのかもしれない。

現実から引き剥がされてしまえばたちまち狼にでも変身してしまうのではないかという不安と恐怖、すべてを失うことになっても違う自分になれるのならそれもいいかもしれないという期待。さまざまなイマジネーションをかきたてて、月は天空へと昇っていきます。

04番は一つ前の記事で書いたキズ物で、スペシャルなオマケがついています。

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ブローチ作品『ゲツメン』キズ物にはスペシャルなオマケを

月を手に入れるための装置『ゲツメン』は13個限定で販売していますが、そのうちの2つ「04」と「07」のレンズに傷がついてしまいました。 そこで、この2点にはスペシャルなオマケをつけることに。

ほら、ワンピースやるろうに剣心の主人公だって顔に傷があるでしょ、アレと同じ、個性です! 個性というからには何かスペシャルな付加価値があって当然。 というわけで、月といえばウサギ!オマケとしてピンク色のウサギのブローチをつけることにしました。 『ゲツメン』にウサギがついてくるなんてなんだかロマンチックじゃないですか。

ウサギも以前指輪としてつくったもののリメイクなんだけど、ブローチとしてリメイクしたのは4個だけ。 そのうちの2つを今回のスペシャルなオマケに。 残りの2つはそれぞれ一点もののディスプレイベースをつくって近日発売予定です。 つまり、第2弾作品になる予定。 2個限定!

ウサギのブローチがオマケに付いたスペシャルなキズ物『ゲツメン』は下の2点です!

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hiderinoウェブストア再開 第1弾ブローチ作品『ゲツメン』月を手に入れるための装置

暫くの間お休みしていたウェブストアを再開しました! 今までは特にジャンルを限定しない様々なものをつくって販売するストアでしたが、今後はブローチとボタンをメインにハンドメイドの一点ものをラインナップしていきます。 とはいえ、ひとつなにか創りたいものができるとそれをどうやって楽しむかを妄想する癖のある僕がずっとブローチとボタンだけを作り続けていけるとは全く思わないので、ブローチやボタンを主役として脇役となる何かをセットにした演出とストーリーを作っていきます。商品とかプロダクトというよりも作品と呼んだほうがいいかもしれない。

lunar_surface-01 第一弾ブローチ作品として発売した13セットの『ゲツメン (LUNAR SURFACE)』は、夜空ごと月を手に入れるための装置。

丸窓をかたどったディスプレイベースを開くと、夜空から月のブローチを取り出すことが出来る仕組み。 窓ガラス部分にはレンズを使っているので中に入れたものが少し大きく見えますよ。 ディスプレイベースは机の上などに平置きすればジュエリーケースとしても使えます。 当然、壁に吊り下げられるように金具も取り付け済み。 月のブローチはどう使いますか?服にはもちろん帽子やバッグにつけてもいいね。

実はこの月のブローチ、13セットの販売なんだけどつくったのは15セット。 やっぱり月だから15個あると月の満ち欠けを連想できていいでしょ? 販売しない2つのうちひとつはプライベートの贈り物として、もうひとつは自分用に。 自分が欲しくてつくったものだから絶対に自分用が必要だった。 自分用には写真と同じ黄色い満月を選びました。

ring-one-018_8 この青い透き通った月の指輪は、一番最初に作った一点もの。たいそう手間をかけてミステリアスな色味が出るように作ったもので、内側からボワっと光っているように見えます。 このひとつしか作らなかった透明な月はInstagramで写真を見て気に入ってくれた方にお買い上げいただきました。 先日、今もご愛用いただいていると聞いてとても嬉しかった。

この月の指輪は色違いの複製を数十個つくってあったんだけど、樹脂製の指輪というのはサイズ展開がとても難しい。ウェブサイトでの販売には全く向かないのでイベントの時などに販売していたんだけど、今回これをリメイクしてブローチに作り変えたのです。 リング部分と半球とに切り離して、半球部分に土台となるアルミニウム板を貼り付け、アルミ側面にも月の半球表面とつながるように彫刻を施してあります。 ブローチ金具は最初市販の金具を取り付けたんだけど、それだと高さが出てしまって身につけた時に前傾してしまう。 13個全て完成していたんだけど納得も満足もいかなかったので全て取り外して、安全ピンを取り付けるための金具を自作し、自信を持ってお出しできるものに仕上がりました。

そんなブローチと丸窓の制作過程を時間圧縮映像にまとめました。 ものすごく早送りな映像だけど僕の説明を読んでいただいた方は映像を観ながら何の作業をしてるのかきっと分かるはず!

月の半球ブローチ作品『ゲツメン』はウェブストアで販売中です!
>> store.hiderino.jp
あなたの手元にも月をひとつ。

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一ヶ月以上何も書くことが無かった!わけじゃない!です

びっくりーの! なななんてこった、1月は新年の挨拶的な記事のあとまったく更新できなかった。出来なかったというかあっという間に一ヶ月以上経ってしまった感じでブログに記事書いてなかったことすら気が付かなかった;

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2015年もよろしく!

2015-letter あけおめりーの!
一つ前の記事からすぐに続きを書こうと思っていたんだけど、ちょっと間が空いてしまった。改めまして、2015年もよろしくね!というわけで、三が日明けて1月4日に描き初めをしました。花開く年にしたいよねという気持ちを込めて花羊という絵を描いた!

今までも作品制作の過程を時間圧縮映像で見られるようにしてきたんだけど、今年はすべての制作過程を映像に残すことにした。もちろん全部観てくれる人なんてほんの一握りだろうけど、自分にとっても映像に残っていることって面白いのでちょっとめんどくさいけど必ず撮影する。まずはこの描き初めの全工程(無音 2分55秒)を観てから, 後半の記事本文へ。

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2014年の振り返りと365秒の映像

一年が過ぎていくスピードは本当に速いもので、もう2015年。
まずは昨年のはじめにはどんなことを書いていたのか振り返ってみる。
6分の映像を観ながら2013年の365日を振り返る
なるほど、要約すると「楽しいことをたくさん作る一年にしたい」と思っていたんだな! 昨年新たに始めたことは『映画監督/演出家 中井庸友のドキュメンタリー撮影』とオレゾンビ?プロジェクトが大きなもの。前者は10年計画くらいでゆっくり進めていく予定なので触れないとして、オレゾンビ?はこの10年ほど僕自身が抱えてきたものをどうやって成仏させるかというようなテーマがあったりします。今年の最初の記事ではこのあたりのことをメインに書いてみよう。

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作品制作の相場とか適正価格って?いくらで頼む?

作品制作の依頼などを受ける際に「相場がわからない」と予算を申し訳なさそうにご提示頂くことが多いんだけど、誰かに何かを制作してもらう際にどのくらいの予算を組めばいいのかわからないという人は多いんじゃないでしょうか。

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オレゾンビ、Ver.1.1に進化

10月31日に一応の完成を見た操り人形のオレゾンビ(完成までの記事はこちら)ですが、動かしてみて気になっていた部分に改修を加えました。まずは改修作業の一部始終を時間圧縮したタイムラプスで御覧ください!

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