日刊ヒデリーノ-2012,12,31

大晦日。思えば年末年始も仕事をしていることが多かった。Tシャツの通販や店舗をやっていた時には大晦日、元旦まで福袋の準備をして2日初売りという感じだったし、今振り返ってみると商習慣が顧客本位になりすぎていてサービス提供する側の幸福を削り売りしているように思える。そういうストレスは回りまわって自分に返ってくるものだし、日本人全体に肥大した自意識みたいなものが蔓延し過ぎていて社会全体が息苦しい。もっとテキトーで隙だらけの世の中のほうが新しいものや面白いことが生まれやすいだろうな。と、そんなことも考える。

2012年の最後の一日は、とてもゆっくりとした時間と空気の中で過ごすことが出来た。大晦日のアメ横の喧騒も、不忍池の枯れた蓮の合間から水面に映る青空も、夕暮れの空を赤く染めた陽の光も、すべてがまるでスローモーションのようにゆっくりと流れていった。