パペット『ウサギ星人』制作記録その1

自分の心のなかに渦巻いているものと正面から向き合おう、そして形を与えることで作品へと昇華させようと決めて、まず作り始めたのがこのパペット。どういう性質のものなのかは追々書いていくことにするけれど、制作過程の記録をつけていきます。今日の時点でパペットの構造部分が完成したので一区切り。

身体の可動構造は木製。100以上のパーツで構成されています。細かい木材の切り出しと可動部の調整がかなり難しかった。実は作業中に身体部分を落としてしまい、腰の回転軸が折れてしまったので腰が回らなくなってしまったんだけど、肩が前後にスイングするように作ってあるので意外と気にならなかったりする。

可動部は図面書いて設計通りに作っていくだけだから大して悩まずできるんだけど、粘土で造形する手足と顔は動かないけど見る角度によって表情が変わったり動いているように見える造形をしなければパペットとして成立しないので、この部分にはかなり時間をかけた。粘土でおおまかに形を作り、削りながら色んな角度からの見え方を確認し、納得行くまで何度も繰り返し修正していく。しつこく粘った甲斐あってなかなか満足の行く顔と手ができたと思う。

ここから先はパペットを動かすためのコントロール(マリオネット構造にするので糸と身体を操る持ち手になる部分)の設計と制作、衣装の制作が待っています。ひとつひとつの作業や工程がどれだけ研ぎ澄まされているかがこの作品においては重要なので、最後まで真剣勝負で挑むぞ!

この作品は特別時間をかけて進めているんだけど、かなり時間がかかるので、この後の作業には同時進行で簡易構造のパペットをほかに何体か作っていこうかなと思っているところ。

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