日刊ヒデリーノ-2012,08,15

大東亜戦争(所謂太平洋戦争)が終わった日。“終戦記念日”と呼ばれているけれど、僕はその呼び方はふさわしくないと考えてる。“敗戦の日”と認識してる。どこかの誰かが起こした戦争が勝手に終わったんじゃない、僕らの国が世界の強豪国を相手に戦った戦争に敗れた。当時の価値観や国際情勢は今の価値観から見て裁きなおすことはできない。ただ、敗けたという事実を曖昧にしてはいけないと思うのです。そして、“敗北した日本”は現在、未だ敗北し続けている。自ら戦うことを放棄し、謂れ無き中傷に毅然と対応することもせず、卑屈に自らを嘲笑う。戦争を美化する必要はないし、戦争中の数々の事件や行いの非を否定もしないが、現実から目をそむけて架空の花畑に逃げこむことは未来への道を永久に閉ざすと思う。これは戦争だけの話じゃない。つい昨年の大震災や数々の自然災害からの復興、原子力の問題、すべてどこかの誰かの問題じゃなく、自分自身の問題なんだ。